教育カリキュラム

日本語だけを教える学校ではありません。仕事・生活・考え方・責任感・人間性まで教育します。何を・いつ・どれだけ学ぶのかを、隠さずに全部公開します。

Philosophy

教育理念

私たちが育てるのは、日本語が話せる人ではありません。日本で信頼され、長く活躍できる人材です。教育とは、試験に合格することではなく、日本社会で信頼される力を身につけることだと考えています。

仕事現場で通じる言葉と、体が動く実技。座学だけで終わらせません。
生活交通・ゴミ・銀行・病院・災害まで、日本で暮らす技術を教えます。
考え方言われてから動くのではなく、自分で気づいて動けるようにします。
責任感自分の担当を最後まで持つ。報告して初めて仕事が終わると教えます。
人間性誠実さ・感謝・仲間への敬意。信頼される人の土台をつくります。
Programme

桜花教育プログラム ― 6つの柱

6つを切り離さず、毎日の中で同時に進めます。日本語だけ、実技だけ、という日はありません。

1日本語教育ひらがなから職場日本語・JLPT・JFT-Basic まで。現場で本当に使う言葉を最優先します。
2職業教育職種ごとの仕事内容・専門用語・安全・仕事の流れ。建設は実技まで行います。
3日本生活教育交通・ゴミ・銀行・病院・市役所・災害まで、渡日後に困らないための13項目。
4社会人教育時間厳守・報連相・整理整頓・安全・改善。桜花がいちばん大切にする教育です。
5就職教育履歴書・面接・企業研究・雇用契約・給与明細。就職した後も困らない知識です。
6動画学習・作文教育映像を見て、書いて、話す。聞く・話す・書く・考える力を同時に鍛えます。
1. Japanese

① 日本語教育

『みんなの日本語』初級I・II(約300時間)を土台に、現場で本当に使う日本語を優先して積み上げます。ゴールは JLPT N4 / JFT-Basic A2 です。

1 内容 2 どこで役に立つか

学ぶこと内容どこで役に立つか
ひらがな 46文字の読み書き。単語・写し書き・聞き取りを毎日反復します。 掲示物・名前・出席簿。すべての土台です。
カタカナ 外来語の読み書き。工具・材料・カタカナ語の職場語彙とセットで覚えます。 ヘルメット・ドリル・セメントなど現場の名前。
漢字 数字・曜日・時間・寸法・安全表示など、現場で目にする漢字から始めます。 図面・作業指示書・安全掲示・給与明細。
文法 みんなの日本語 L1〜L50。て形・可能形・受身・条件形まで段階的に。 指示を正しく理解し、自分の状況を説明できる。
会話 毎日のペア練習とロールプレイ。あいさつ→報告→依頼→断り方まで。 朝礼・作業中のやり取り・休憩時の雑談。
読解 作業指示書・安全掲示・簡単な社内文書を読む練習。 「立入禁止」「使用前点検」を読み違えない。
聴解 数字・寸法・指示語(右/左/もっと/ストップ)の聞き取りを重点的に。 騒音のある現場でも指示を聞き取れる。
作文 動画を見た後の感想文、1日の振り返り、自己紹介文を毎週書きます。 考えを整理して伝える力。面接の受け答えにも直結。
敬語 尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分け。先輩と上司への話し方を型で覚えます。 面接・報告・電話。日本の職場で最も差が出る部分。
電話対応 名乗り方・取次ぎ・欠勤や遅刻の連絡を、実際に電話をかけて練習します。 体調不良や事故のとき、自分で会社に連絡できる。
職場日本語 報連相の型、指差呼称、KY(危険予知)の言い方、謝罪と確認の言葉。 「わかりません」と言える。これが一番安全です。
JLPT対策 N5(中間目標)→ N4(就職要件)。過去問演習と弱点別の補習。 在留資格の日本語要件。履歴書に書ける資格。
JFT-Basic対策 A2レベルの4技能。CBT形式に慣れる演習を行います。 特定技能の日本語要件。ネパール語でも受験できます。
2. Vocational

② 職業教育(職種別)

職種ごとに「仕事内容・使う日本語・専門用語・安全・仕事の流れ・日本企業で求められること」を学びます。第1期の実技(体を動かす訓練)は建設分野で行い、他の分野は座学で基礎を固めます。実技の対象分野は順次広げます。

建設

第1期 実技あり
仕事内容
解体・土木(掘削・転圧・丁張り)・総合建設。運搬、墨出し、採寸、産廃分別、片付けまで。第1期はこの3分野を実技で行います。
使う日本語
指示語(右/左/もっと/ストップ)、寸法と数字、報連相、危険を伝える言葉。
専門用語
墨出し・丁張り・玉掛け・養生・5S・KY・指差呼称・産業廃棄物。
安全教育
毎朝KYと保護具チェック。安全の筆記とKY実演に合格しない生徒は実技に入れません。
仕事の流れ
朝礼 → KY → 段取り → 作業 → 片付け・清掃 → 終礼。1日を通して繰り返します。
日本企業で求められること
時間厳守、あいさつ、報告、危険を見つけたらすぐ止める判断力。

介護

座学で学ぶ
仕事内容
高齢者の食事・入浴・移動の介助、見守り、記録。身体だけでなく気持ちに寄り添う仕事です。
使う日本語
敬語、体調を尋ねる表現、痛みや不調の聞き取り、記録に書く言葉。
専門用語
バイタル・移乗・体位変換・清拭・見守り・申し送り。
安全教育
感染対策、腰を痛めない介助姿勢、転倒防止、事故時の連絡。
仕事の流れ
申し送り → 朝の介助 → 食事 → 入浴・レク → 記録 → 申し送り。
日本企業で求められること
ていねいな言葉づかい、報告の速さ、利用者と家族への敬意。

農業

座学で学ぶ
仕事内容
施設園芸・露地栽培の播種、定植、管理、収穫、選別、出荷。季節で作業が大きく変わります。
使う日本語
作物名、作業の指示、数量と規格、天候の言葉。
専門用語
定植・摘果・追肥・選果・出荷規格・ハウス。
安全教育
農薬の取り扱い、機械(管理機・運搬車)の安全、熱中症対策。
仕事の流れ
朝礼 → 収穫 → 選別・箱詰め → 出荷 → 片付け。
日本企業で求められること
早朝の時間厳守、ていねいな手さばき、天候に合わせて動ける柔軟さ。

製造

座学で学ぶ
仕事内容
組立・加工・検査・梱包。決められた手順を、同じ品質で、同じ速さで続ける仕事です。
使う日本語
作業標準書を読む日本語、不良を報告する言い方、数量の伝え方。
専門用語
工程・治具・ロット・不良・歩留まり・段取り替え。
安全教育
回転部への巻き込み防止、保護具、非常停止ボタンの位置。
仕事の流れ
朝礼 → 段取り → ライン作業 → 検査 → 記録 → 清掃。
日本企業で求められること
手順を勝手に変えない、異常に気づいたら止めて報告する。

外食

座学で学ぶ
仕事内容
調理補助、盛り付け、接客、レジ、清掃。速さと清潔さが同時に求められます。
使う日本語
接客のあいさつ、注文の聞き取り、アレルギーの確認、丁寧語。
専門用語
仕込み・オーダー・ホール・バッシング・HACCP。
安全教育
包丁と油の扱い、火傷防止、手洗いと衛生管理、アレルギー事故の防止。
仕事の流れ
仕込み → 開店 → ピーク対応 → 片付け → 清掃。
日本企業で求められること
笑顔とあいさつ、忙しい時間帯でも手順を守る落ち着き。

物流

座学で学ぶ
仕事内容
入荷、仕分け、ピッキング、梱包、出荷。伝票と現物を正確に合わせる仕事です。
使う日本語
住所と地名の読み、数量と個数、伝票の日本語、確認の言い方。
専門用語
入荷・検品・ピッキング・仕分け・パレット・伝票。
安全教育
フォークリフトの周辺、台車の扱い、重量物の持ち上げ方、通路の確保。
仕事の流れ
朝礼 → 入荷検品 → 仕分け → ピッキング → 梱包 → 出荷。
日本企業で求められること
数を間違えない正確さ、分からないときに確認する姿勢。

清掃

座学で学ぶ
仕事内容
建物・客室・共用部の清掃。決められた手順と時間で、確実に仕上げる仕事です。
使う日本語
薬剤名、場所の名前、点検表の日本語、報告の言い方。
専門用語
日常清掃・定期清掃・ワックス・ポリッシャー・チェックリスト。
安全教育
薬剤の混用禁止、転倒防止(濡れ床表示)、換気、手袋の着用。
仕事の流れ
点検 → 準備 → 清掃 → 仕上げ確認 → 記録 → 報告。
日本企業で求められること
見えないところまで手を抜かない誠実さ、時間内に終える段取り力。

※ 第1期に実技(体を動かす訓練)を行うのは建設分野です。介護・農業・製造・外食・物流・清掃は、仕事内容・使う日本語・専門用語・安全・仕事の流れを座学で学びます。実技の対象分野は、設備と講師が整いしだい順次広げます。

3. Living in Japan

③ 日本生活教育

渡日してから困ることは、たいてい日本語ではなく「手続きとルール」です。実際の書類・アプリの画面・地図を見ながら、13項目を練習します。

交通ルール自転車の左側通行、信号、踏切、ヘルメット。事故のときにすることも。
ゴミ分別燃える/燃えない/資源/粗大。曜日と時間、地域ごとの違い。
銀行口座の開き方、ATMの使い方、送金、通帳とキャッシュカードの管理。
病院保険証、受付、症状の伝え方、薬局。救急のときの119番。
市役所転入届、住民票、在留カードの住所変更。届出の期限。
携帯契約契約に必要な書類、料金プラン、解約と違約金の注意。
買い物スーパーの表示、消費期限、レジ、レシート、返品のルール。
災害対応地震・台風・大雨のとき。避難所、緊急速報、身を守る姿勢。
近所付き合いあいさつ、騒音、共用部の使い方、ゴミ置き場のマナー。
公共マナー電車内の通話、行列、喫煙場所、施設の使い方。
税金所得税と住民税、給与明細の見方、年末調整。
年金厚生年金、脱退一時金の考え方、手続きの窓口。
保険健康保険、労災保険、雇用保険。ケガをしたときに使える制度。
4. Workplace conduct

④ 社会人教育

桜花がいちばん時間をかける教育です。日本の職場で評価されるのは、技能より先にこの12項目です。毎週木曜を固定コマにし、毎日の朝礼・終礼でも点数化して記録します。

時間厳守5分前行動。遅れるときは必ず、遅れる前に連絡します。
約束を守るできない約束はしない。できなくなったらすぐ言う。
挨拶大きな声で先に。名前を呼んであいさつできるまで練習します。
報告終わったら報告。報告して初めて仕事が終わると教えます。
連絡遅刻・欠勤・体調不良は自分の口で。電話で練習します。
相談分からないまま進めない。「わかりません」と言えるのが安全です。
責任感自分の担当を最後まで持つ。言い訳より次の一手。
チームワーク自分が早く終わったら、仲間の手を空けない。
整理整頓道具は決めた場所へ。次に使う人が探さないように。
清掃使った場所は使う前よりきれいに。毎日の当番で習慣にします。
安全KY・指差呼称・保護具。危険を見つけたら止める判断を優先します。
改善する力やりにくいことを言葉にして、やり方を変える提案までできるように。
5. Employment

⑤ 就職教育

面接に受かるためだけの教育ではありません。就職した後、契約や給与でつまずかないための知識まで教えます。

履歴書日本式の書き方、写真、学歴・職歴の書き方、志望動機の組み立て。
自己紹介30秒・1分・3分の3種類。何度も録音して直します。
面接入室から退室まで。お辞儀・座り方・目線・答え方を型で覚えます。
企業研究会社の事業、勤務地、職種、休日を自分で調べて質問を用意します。
雇用契約契約書のどこを見るか。仕事内容・勤務地・休日・期間・解除の条件。
給与明細総支給と手取りの違い。税・社会保険・寮費など控除項目の読み方。
労働条件労働時間、休憩、残業と割増、有給休暇の基本的な考え方。
相談窓口困ったときにどこへ連絡するか。会社・支援機関・公的窓口・桜花。
日本企業文化上下関係、会議の進み方、飲み会、報連相の文化。誤解しやすい点を先に教えます。
6. Video and writing

⑥ 動画学習・作文教育

2日に1回、映像を見てから書く「映像学習会」を行います。教室の日本語だけでは、速さのある本物の日本語に追いつけないためです。

  • 日本語授業の動画
  • 日本映画
  • 日本ドラマ
  • 日本の音楽
  • ニュース
  • 職場の動画
  • 安全教育の動画
  • 生活の動画
作文見た内容を自分の言葉で書きます。単語を並べるのではなく、文で書く練習です。
感想文どう感じたか、自分ならどうするか。考えを言葉にする練習です。
発表書いたものを前に出て話します。人前で話す緊張に慣れます。
グループディスカッション班で意見を出し合います。相手の話を聞き、違う意見を受け止める練習です。
「聞く・話す・書く・考える」の4つを同時に鍛えます。面接で自分の言葉で答えられるのは、この積み重ねがあるからです。
Levels

レベル別教育

同じ教室・同じ時間割で運営し、午前の日本語だけ習熟度別のクラスに分かれます。学費はどのコースも共通20万円です。

1 初心者コース 2 N5コース 3 N4コース 4 経験者コース

項目初心者コースN5コースN4コース経験者コース
対象者 日本語の学習歴がまったくない方。ひらがなから始めます。 ひらがな・カタカナが読める方、または初心者コースを終えた方。 JLPT N5 に合格している方、または同等の力がある方。 JLPT N4 をお持ちの方、または日本での就労・留学の経験がある方。
教育内容 文字・基本のあいさつ・数字。実技は安全とKYから。 みんなの日本語 L1〜L25。実技は工具・運搬・墨出し。 みんなの日本語 L26〜L50、敬語・受身。実技は職種ローテーション。 面接特訓・特定技能試験対策・日本式マナーに集中。N3挑戦も可能。
卒業目標 JLPT N5 合格レベル(中間目標)へ到達する。 JLPT N5 合格。次のN4段階へ進む。 JLPT N4 / JFT-Basic A2 合格(就職の日本語要件)。 面接通過レベルの受け答えと、分野の技能評価試験の合格を目指す。
期間の目安 本科の1〜3か月目にあたります。 本科の3〜4か月目にあたります。 本科の5〜9か月目にあたります。本科全体で約10か月。 就職速習コース。2〜3か月が目安です。
日本就職までの流れ N5 → N4 → 技能試験 → 面接 → 契約 → 在留資格申請 → 渡日。 N5合格後、N4へ。以降は同じ流れです。 N4/JFT合格 → 技能試験 → 面接 → 契約 → 在留資格申請 → 渡日。 面接と技能試験に集中し、条件が整えば早い時期の渡日を目指します。

※ N4をお持ちの方や日本での経験がある方は、本人の日本語力・技能試験の結果・企業の採用状況などにより、初心者の方より短い期間で日本就職を目指せる可能性があります。ただし期間・採用・試験の合格・在留資格の許可を保証するものではありません。

A day

1日の教育スケジュール

10:00集合・18:00終了。時間割だけでなく、その時間に何を学び、何が身につくのかまで書いています。

10:00–10:15
朝礼点呼、服装と保護具のチェック、今日の作業、KY(危険予知)、指差呼称、あいさつ。

身につくこと:時間厳守と安全意識。人前で大きな声を出す習慣。日本の現場は必ずここから始まります。

10:15–11:40
日本語①(文法の核)みんなの日本語で文法を積み上げ、その日のうちに現場の言い方へ応用します。

身につくこと:指示を正確に理解し、自分の状況を文で説明できる力。

11:00–12:00
日本語②(語彙・漢字・聴解)工具・材料・数字・寸法の語彙、現場で見る漢字、指示語の聞き取り。

身につくこと:騒がしい現場でも聞き間違えない耳と、掲示を読み違えない目。

12:00–13:00
昼休憩「いただきます/ごちそうさま」。片付けと手洗いまで含めて生活教育の時間です。

身につくこと:日本の食事マナーと、休憩時間の使い方。

13:00–14:45
現場訓練(実技)その週のテーマ(安全・工具・運搬・墨出し・解体・土木)。猛暑や雨の日は座学に切り替えます。

身につくこと:体で覚えた作業。日本語で指示を受けながら手を動かせる状態。

14:45–14:55
休憩水分・塩分の補給と、体調の自己申告。

身につくこと:自分の体調を言葉にして伝える習慣。無理をしない判断。

15:00–16:00
試験対策/面接特訓JLPT・JFT-Basic の演習。後半は面接の型と受け答え、動画学習と作文もここで行います。

身につくこと:資格に必要な得点力と、自分の言葉で答える面接力。

16:20–18:00
個別学習・補習・面接練習・片付け・終礼本人の課題に合わせて、補習・面接練習・職種別学習・宿題確認を行い、最後に5S・振り返り・終礼。

身につくこと:その日の弱点をその日のうちに補い、自分で学び続ける力と仕事の習慣。

曜日ごとに午後の実技テーマが変わります(月=安全と工具/火=運搬・5S・総合建設/水=墨出し・解体と産廃分別/木=基礎作業・土木+ビジネスマナー固定コマ/金=模擬現場と小テスト)。土日は休みです。

Roadmap

入学から卒業までのロードマップ(本科・約10か月)

月ごとに、日本語・実技・その月の山場を並べました。期間は目安で、個人差があります。渡日の時期は企業の採用と在留資格の審査によって前後します。

  1. 1

    1か月目

    日本語:ひらがな・カタカナ、みんなの日本語 L1–L8。/実技:フェーズ0(安全・KY・5S・保護具・あいさつ)。/山場:月例テスト①と建設小テスト(安全)。

  2. 2

    2か月目

    日本語:L9–L16(て形)。/実技:工具の名前と使い方、運搬、墨出しの基礎、現場日本語。/山場:月例テスト②と建設小テスト(工具)。

  3. 3

    3か月目

    日本語:L17–L25。/実技:フェーズ1へ。総合建設の基礎。/山場:月例テスト③=N5模試。

  4. 4

    4か月目

    日本語:JLPT N5 受験(中間目標)。/実技:解体・産廃分別。/山場:N5受験と建設小テスト(産廃)。

  5. 5

    5か月目

    日本語:N4へ。L26–L31。/実技:土木(掘削・転圧)。/山場:月例テスト④。就職教育(履歴書)を開始。

  6. 6

    6か月目

    日本語:L32–L37。/実技:土木(丁張り)。/山場:月例テスト⑤。生活教育(銀行・病院・市役所)を集中的に。

  7. 7

    7か月目

    日本語:L38–L44(受身)。/実技:3職種ローテーションで総仕上げへ。/山場:面接特訓の本格化。自己紹介の録音と修正。

  8. 8

    8か月目

    日本語:L45–L50(敬語)。/実技:3職種ローテーション。/山場:N4/JFT模試と建設小テスト(土木)。

  9. 9

    9か月目

    日本語:JFT-Basic/JLPT N4 受験=就職の日本語要件に挑戦。/実技:フェーズ2 模擬現場プロジェクト。/山場:受験と技能評価試験の対策。

  10. 10

    10か月目

    就職準備:面接、分野別の知識、日本式マナーの総仕上げ。/実技:渡日前の個別仕上げ。/山場:卒業面接と企業マッチング。

  11. 11

    卒業後(渡日まで)

    企業面接 → 雇用契約 → 在留資格認定証明書の申請 → 査証申請 → 渡日。この期間も無料で補習・面接練習を続けます。審査には時間がかかり、時期は保証できません。

Assessment

学習評価

点数だけを見るのではなく、日々の姿勢まで記録します。記録は本人にも返し、面談で一緒に見ます。企業へは、日本語のレベルだけでなくこの記録も添えて紹介します。

出席率実施中
出欠・遅刻・早退を毎日記録します。日本就職で最も重視される項目です。
日本語力実施中
毎週金曜の小テストと、月1回の月例テストで到達度を確認します。
生活態度実施中
朝礼の声、服装と保護具、清掃当番、時間厳守を毎日つけます。
安全実施中
安全の筆記とKY実演。合格しない生徒は実技に参加できません。
ビジネスマナー実施中
毎週木曜の固定コマで、あいさつ・報連相・敬語・5Sを点数化します。
宿題導入予定
提出率と内容を記録する仕組みを準備中です。
作文導入予定
映像学習会の作文をファイルにためて、伸びを見えるようにする予定です。
面接評価導入予定
模擬面接を項目別に採点し、回ごとの変化を残す仕組みを準備中です。
協調性導入予定
班活動での役割と貢献を評価する基準を作成中です。
成長記録導入予定
入学から卒業までを1枚で見られる記録シートを準備中です。
Outcomes

卒業時に身につく力

下記は到達目標です。試験の合格、企業の採用、在留資格の許可、渡航時期を保証するものではありません。

日本語力JLPT N4 / JFT-Basic A2 相当。指示を理解し、報告と相談が自分でできる。
社会人マナー時間厳守・あいさつ・報連相・敬語が、意識しなくても出るようになる。
生活力交通・ゴミ・銀行・病院・市役所・災害。ひとりで手続きができる。
仕事の基礎知識職種の仕事内容・専門用語・道具・仕事の流れが頭に入っている。
職場コミュニケーション分からないときに聞ける。終わったら報告できる。困ったら相談できる。
安全意識KY・指差呼称・保護具が習慣。危険に気づいたら自分で止められる。
継続して学ぶ姿勢卒業がゴールではないと理解し、渡日後も自分で学び続けられる。

必ずお読みください

  • 上記は到達目標です。試験の合格、企業の採用、在留資格の許可、渡航時期を保証するものではありません。
  • カリキュラムは第1期の実績をもとに見直します。内容と期間は変わることがあります。
  • 実技を行う分野は第1期では建設です。他分野は座学で学び、実技の対象は順次広げます。

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